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病院紹介

部門紹介

総看護師長あいさつ

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総看護師長 薄窪和江

鹿児島生協病院は、鹿児島市の南部に位置し、地域の急性期・救急医療を担う中心的な病院として、地域に根ざした医療を展開しています。鹿児島医療生活協同組合のセンター病院として44年、地域、組合員さんとともに成長してきました。日々の医療・看護活動とあわせて、地域に積極的に出かけて地域組合員さんの健康づくりも支援しています。
看護部は、「その人らしさを尊重し、責任と誇りをもったケアを実践します」という理念のもと、住み慣れた地域でその人らしい暮らしができるよう、病気だけを観るのではなく、社会の中での生活者としての視点を大切にしています。
専門職者としての日々の研鑽はもちろんですが、「接遇は倫理」と言われる時代において、倫理観を行動にできる接遇や、感性を育み相手の想いを想像できる力を重視し、地域の期待に応えられる看護部集団を目指しています。また、ワークライフバランスにも取り組み、働きやすい職場作りや職員の健康増進にも取り組んでいます。
最後に、「人間らしく、その人らしく生きることを支える看護」の実現に向けて教育プログラムを再構築し、自ら学ぶ姿勢を育み、専門職者、社会人、組織人として成長できる研修と支援体制を整えています。
2025年に向けて、地域包括ケアの推進が求められています。地域とのつながり、多職種協働によるチーム医療を重視する、地域に根ざした医療・看護を一緒に目指しませんか。

地域包括ケア病棟(1階)

地域包括ケア病棟は、急性期の治療を終えた患者さんの在宅復帰へ向けて医療管理・看護・リハビリを行うことを目的とした病棟です。40床の病床をもち、看護師・介護福祉士・専従リハビリスタッフ・医療ソーシャルワーカーとで定期的なカンファレンスを行いながら、患者さんそれぞれにあったケア・退院へ向けた支援を行っています。
病棟リハビリ・レクレーション活動や中庭での園芸活動、夏祭り・クリスマスなど季節ごとの行事も行っています。

病床数 40床
職員構成 看護師17名・准看護師1名
介護福祉士10名(2019年4月1日現在)
主な診療科 内科・外科・整形外科等

回復期リハビリテーション病棟

回復期リハビリテーション病棟は、脳血管疾患、脊椎損傷、大腿骨骨折など急性期治療が終了した方に日常生活動作の向上と社会復帰を目的とし集中的にリハビリテーションを行う病棟です。
専任の医師、看護師、介護士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、医療相談員、管理栄養士がチームとなり、患者さんの状態に合わせ、心の通い合う看護・介護・リハビリテーション活動や退院に向けた支援にスタッフ全員でとり組んでいます。

病床数 40床
職員構成 医師・看護師・准看護師・介護福祉士・リハビリセラピスト・管理栄養士・社会福祉士
主な診療科 リハビリテーション科・整形外科等

3階西病棟

3階西病棟は、脳神経・糖尿病・眼科を中心とした32床の内科病棟です。
脳神経では急性期治療・短期集中リハビリ、糖尿病はクリティカルパスによる教育入院やインスリン導入教育・食事療法・運動療法及び指導を、眼科は白内障・翼状片・緑内障の術後管理及び点眼・生活指導を行っております。
生活する上での困りごとを共に考え、出来ることを活かしながらその人らしい生活が安心安全に出来るよう多職種協働でお手伝いをさせて頂いています。

病床数 34床
職員構成 医師・看護師・准看護師・看護助手・社会福祉士
主な診療科 糖尿病・眼科・(脳神経)等

3階東病棟

3階東病棟は小児科・整形外科の混合病棟です。
0歳から時には100歳超えと幅広い患者様を看させていただいています。
小児科は、肺炎、喘息、川崎病、感染症、先天性心疾患、腸炎、ネフローゼ症候群、糖尿病、人工呼吸器管理の患者さんが入院してこられます。季節ごとに鯉のぼり・七夕・夏祭り・ハロウィン・クリスマス会など年間行事企画および誕生会を行い、子どもさんの健やかな成長・発達を目標に日々頑張っています。
整形外科は、大腿骨頸部・転子部骨折、頸椎・脊椎損傷、上肢・下肢の骨折、胸椎・腰椎圧迫骨折などの患者さんが入院してこられます。高齢者の転倒による大腿骨頚部・転子部骨折や腰椎圧迫骨折が増加しており、骨接合術や人工骨頭挿入術、人工関節置換術が多いのが特徴です。

病床数 44床
職員構成 医師・看護師・准看護師・看護助手・社会福祉士
主な診療科 小児科・整形外科等

4階西病棟

4階西病棟は、呼吸器と消化器の内科病棟です。
呼吸器疾患、化学療法、がん疼痛管理(緩和ケア)、消化器の内視鏡処置後管理など幅広く対応します。
病床数は44床となっており看護師と看護補助者および病棟事務を含め約30名のスタッフが毎日汗を流し頑張っています。
患者様やご家族との信頼関係を大切にすること、患者様が安心して療養できる環境づくりをスタッフ一同心がけています。

病床数 44床
職員構成 医師・看護師・准看護師・社会福祉士
主な診療科 呼吸器科・消化器科等

4階東病棟

循環器疾患と腎疾患、総合内科からなる44床の内科病棟です。
循環器では、急性心筋梗塞、狭心症、心不全、下肢深部静脈血栓症などの患者管理や、心臓カテーテル検査、冠動脈ステント留置術、ペースメーカー植え込み術後の管理等を行っています。
腎疾患では、ネフローゼ症候群、IgA腎症、糖尿病性腎症などの患者管理や、腎教育、腎生検、シャント作成、シャント血管拡張術、腹膜透析カテ留置術後の管理などを行っています。
慢性疾患の生活指導に重点をおき、多職種で協働して日々のカンファレンスなどを行っています。

病床数 44床
職員構成 医師・看護師・准看護師・社会福祉士
主な診療科 循環器科・腎臓内科等

5階病棟

5階病棟は、外科、耳鼻科、泌尿器科を主に内科の患者さんを含め、52床と院内で一番大きな病棟です。
個性豊かな医師と看護師で安心して手術が受けられ、術後管理行い退院まで「その人らしさ」を大切に支援しています。
カンファンスを重視し、ケアの充実を図り、日々看護に奮闘しています。

病床数 52床
職員構成 医師・看護師・准看護師・社会福祉士
主な診療科 内科・外科・耳鼻科・泌尿器科等

集中治療病床

集中治療病床は、定床8床で呼吸不全・循環器内科・術後を中心とした急性期から亜急性期の患者が入室しており、集中的な医療・看護を24時間体制で行っています。
夜間の緊急入院に対応し地域の方々が安心して療養できる為に、外来と連携を図っています。また、入院翌日には疾病だけでなく生活背景などにも目を向けカンファレンス行い、多職種と連携を図り早期回復を目指しています。
重症度が高く、緊張感がある病棟ですが定期的に医師や看護師による勉強会を行い知識と技術の向上を図っています。

病床数 8床
職員構成 医師・看護師・准看護師・社会福祉士
主な診療科 全診療科

手術室・中央材料室

診療材料や滅菌物の管理・供給を行う中央材料室と手術や心臓カテーテル治療を担う部門です。
24時間365日、緊急手術や心筋梗塞などの治療に対応できる体制をとっています。
医師との情報共有のもと、安全に留意し、安心して手術を受けていただけるよう手術前から患者様・ご家族との関わりを大事にしています。

病床数 なし
職員構成 医師・看護師・准看護師
手術件数 年間1,600~1,700例
心臓カテーテル検査・治療 年間350~400例

血液浄化室

当部門は、看護師と臨床工学技士が在籍しており、入院患者の血液浄化療法を中心とした業務を行っています。
臨床工学技士は急性血液浄化療法やアフェレーシス業務も担い、その他高気圧酸素治療、医療機器管理、内視鏡洗浄業務も兼務しています。
特に呼吸器業務に力を入れており、職員への教育やRST(呼吸ケアサポートチーム)活動を行い、院内の医療安全環境に貢献しています。

病床数 なし
職員構成 医師・看護師・臨床工学技士
主な診療科

外来・救急外来

当院外来は24時間365日いつでも医療を受け入れられる体制を整え、主に鹿児島市南部地域の救急医療を担っています。
年間約2700台前後の救急搬送の受け入れを行い、救急科では担当医師が2名配置され、二次救急を主に地域の病院・施設からの紹介患者の受け入れを行い、地域との繋がりを大切にしています。
また当院外来は救急科、内視鏡、泌尿器科、眼科、整形外科、耳鼻科の構成になっており、それぞれの科で専門性を持ち日々診療にあたっています。

病床数 なし
職員構成 看護師27名・准看護師2名(2019年4月1日現在)
主な診療科 救急科・整形外科・眼科・耳鼻咽喉科・泌尿器科・婦人科

入退院支援センター

入院時から医療と介護の情報をもとに、患者さんご本人の望む暮らしを考慮して、適切な入院期間で安心して治療を行えるように支援します。退院にむけては、施設やケアマネージャーとの介護連携及び必要な医療の継続ができるよう医療チームの構築に努めています。
退院支援ルールの広報及び3年目研修にて退院支援のOJT研修を実施しています。多職種協働によるチーム医療の実現を目指していきます。

職員構成 医師・看護師・社会福祉士

居宅介護支援事業所・ケアプランセンター

鹿児島生協病院には2か所の居宅介護支援事業所があり、総勢12名のケアマネジャーが350名を超える利用者を支援しています。
両事業所とも主任ケアマネジャーを配置し、24時間相談可能です。地域包括支援センター等の他機関・多職種と連携を図りながら、困難な相談にも対応しています。
鹿児島生協病院居宅介護支援事業所は要介護1~5の利用者を対象とし、生協ケアプランセンターは要介護3~5の重度利用者の支援が中心です。
主に鹿児島市南部(喜入を除く)で活動し、ご自宅での看取り支援も行います。

職員構成 ケアマネジャー(介護支援専門員)

委員会活動

看護業務改善プロジェクト委員会

看護の質や患者満足度の向上、看護職員のやりがいを高めるための取り組みの検討や、業務改善等を行うことを目的に活動しています。
主な活動内容は、看護業務全体の業務改善に関する検討、退院患者アンケートの実施、月1回開催の院内サロン「オレンジ」、毎年各部署と全体で開催するナラティブ発表会などですが、2018年度は排泄ケア向上のためにTENAオムツの導入を行いました。

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先輩からのメッセージ

冨山由理花(3階西病棟)

日々の看護援助で心がけていること 患者様やその家族の声を丁寧に聴くことです。日々の関わりの中で信頼関係を構築し安心して生活できるようにしています。
目指す看護師像 技術を習得し、患者様の思いを聴きながら個別性に合わせた看護を安全に行う看護師です。
病院の魅力 新人研修が充実していることです。1年間を通して基本的技術や看護師としての責任と倫理観を学ぶことができます。

池上奈保(3階東病棟 副主任)

日々の看護援助で心がけていること 私は現在、整形外科と小児科の混合病棟で勤務しており、整形外科チームに所属しています。 病気や怪我で困っている患者や家族の声に耳を傾け、気持ちに寄り添えることを常に心がけて接しています。
目指す看護師像 知識技術はもちろんですが、笑顔で患者に安心感を与えられるような看護師を目指しています。
病院の魅力 病院内での仕事だけでなく、地域に出かけ地域の方々との交流を持てることが魅力です。

看護学生さんへ

2,3年目の看護師で看護学生受け入れの運営を行っており、2ヵ月に1回会議を開催しています。
学生さんを現場で温かく受け入れるための働きかけを積極的に行い、奨学生・看護学生・高校生を対象にした企画の運営、実習生への日常的なフォローを行っています。
マイナビ就職セミナー等にも参加し、看護師募集の呼びかけや就職にまつわる不安に対して応える場を設けています。
また、企画運営のための院内バザー活動にも取り組んでいます。

教育体制

看護部教育方針

  • 患者・利用者に思いやりを持って接し、患者・利用者から学び、自己研鑽に結びつけられる力を育成します。
  • 専門職業人として、自らの教育環境を活用し、専門性を高めるための自主的な努力ができる力を育成します。
  • 医療生協・民医連の特性を理解し、誇りを持って、その理念や綱領を自分自身の羅針盤として仕事に活かせる力を育成します。
  • 職業倫理を守り、事実をしっかりと見つめ、困難に寄り添い、常に患者・利用者の権利を擁護できる高い人権意識を育成します。
  • チームワークを重視し、職種を超えて尊重し、学び合う職場風土を大切にします。
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新卒看護師研修

「屋根瓦方式」と呼ばれる新人教育体制で、教える側と教えられる側が『共に学ぶ・一緒に考える』環境を大切にしています。
看護師として「一生涯勉強し続け、知識や技術の習得に努めること」が必要とされている職業において、当院は私たちの看護の指針である医療福祉生協の「いのちの章典」や「民医連の看護の3つの視点と4つの優点」、看護協会の「看護師の倫理綱領」などを基礎にして、患者の健康問題を生活の視点から捉えて看護実践できる担い手育成を看護部全体で取り組みます。

新卒看護師の1年間

1年間を4期に分け、それぞれ各期で総括研修を行います。

第1期(4月~6月) 基礎研修の位置づけで、6月に技術の総括研修を行います。
第2期(7月~9月) 受け持ち業務を行いながら、プライマリーナーシングについても学びます。
第3期(10月~12月) 医療生協や社会情勢について学び、外部講師を迎え全体研修会を行います。
第4期(1月~3月) 看護過程に沿って症例をまとめ、ナラティブや看護観について考えます。
2018年12月の「社会情勢とディベート」での研修風景

2018年12月の「社会情勢とディベート」での研修風景

企画1では、①憲法・②地域医療構想をテーマに各グループ調べて発表を行いました。
それぞれ大きなテーマで、調べてまとめるのも大変でしたが、分かりやすくポイントを絞って発表しました。緊張しながらも丁寧に説明できました。

企画1

企画2では、ディベートを行いました。
テーマは、①「憲法9条の改正が必要」・②「地域医療構想で2025年までに病床15万削減は必要である」とし、肯定派、否定派共に調べてきた資料を基に立論を発表しました。
それぞれ大きなテーマで、調べてまとめるのも大変でしたが、分かりやすくポイントを絞って発表しました。緊張しながらも丁寧に説明できました。
言葉だけでなくパネルなど利用して、視覚にも訴えました。

企画2
企画2
企画2

2年目看護師研修

科学的看護に基づいた日常生活援助や生活と労働の視点で捉える疾病観と看護について学び、実践します。集合研修では、事例検討や体験学習から学びを深めます。

2年目看護師研修

3年目看護師研修

リーダーシップと退院支援について学びます。フィールド研修として、在宅療養を支える事業所(訪問看護・往診・ケアマネージャー)で密着研修も行います。
自主企画では、学びたいテーマについて自主的に学習する時間を設けています。

3年目看護師研修
3年目看護師研修
3年目看護師研修

4年目以降の看護師研修

4・5年目研修、中堅研修、ベテラン研修、既卒看護師研修など、年間計画に基づいて、段階に応じた研修を行っています。また、学会や研究会、看護協会の研修など院外研修についても支援しています。

認定看護師

小波津江梨子(地域包括ケア病棟 認知症看護認定看護師)

私はこれまで認知症患者との関りが苦手でしたが、超高齢社会の今だからこそ、きちんと向き合う必要があると感じました。
認知症の患者さんが安心して治療を受け、元の生活環境に早期に戻れるよう、病院全体の統一したケア確立を目指そうと思います。
当院にはその他に感染管理・救急看護・集中ケア・緩和ケア・等、さまざまな認定看護師が勤務しています。特定の看護分野における熟練した看護技術及び知識を用いて、水準の高い看護実践はもちろんのこと、院内外の職員への教育も含め、看護ケアの広がりと質の向上を図っています。