医療生協とは、地域の人々がそれぞれの健康・医療と暮らしにかかわる問題を持ち寄り、協同体をつくり、医療機関を運営する住民の自主的な組織です。
医療生協の成り立ちは、一般の生協と同じで、1844年イギリスに設置されたロッチデール組合の運営原則が基礎となっています。
法的には1948年の「消費生活協同組合法」に基づき、「国民の自主的な生活協同組合の発展を図り、国民生活の安定と生活文化の向上を期する(第1条)」という前提のもとに設置されました。
(2024年2月29日現在) 鹿児島医療生活協同組合
組合員 | 141,649名 |
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班の数 | 2,827班 |
出資金 | 2,114,189千円 |
医療生協に加入する(組合員になる)ということは、出資金として、2口4,000円のお金を出すことから始まります。誰でも加入できます。 出資金をよく「寄付」と同様に理解している方がいますが、脱退や県外への転出の時は、出資金はお返しします。 出資することによって、医療生協の運営に参加する権利を得るということです。医療生協は、「組合員が主人公」として医療生協の運営に参加し、利用しているということが大きな特徴です。
3人以上集まれば班をつくれます。班会では、健康チェックをしたり、病気の予防や福祉制度などについて学びます。班をつくってみんなで健康づくりをしましょう。
毎月1回発行し、医療や健康についての説明と、組合員の活動(班会・健康チェック・レクリェーションなど)を紹介します。またその月の病院・診療所体制も掲載しています。日々の受診や健康づくりにぜひご利用ください(無料)。鹿児島医療生協の各病院・診療所の受付等に置いています。
組合員の手で企画するスポーツ・バス旅行・移動図書館など有意義な活動にも取り組んでいます。また保健予防を学ぶ「保健学校」や核兵器廃止をめざす「平和の取り組み」、医療・福祉について学ぶ「社会保障」の学習などあります。
組合員の健康づくりの願いに応えて医療生協の事業は大きく発展していますが、それを支えるのが出資金です。特に医療施設づくりは大きな資金が必要です。出資金が増えれば、銀行などからの借り入れが減り、安定した健康づくりの事業が展開できます。引き続き「積み立て増資」など出資金を増やす取り組みにご協力ください。
医療生協の組合員は、定款上でも住所等の変更がある場合は、届出をする事が明記されています。また組合員の「出資金残高通知」の発送管理も行っています。組合員の方で、もし引越しなどで住所変更があった方は鹿児島医療生協本部までご連絡ください。
鹿児島医療生協本部 099-268-8955 本部健康まちづくり部担当まで
健康のため、予防接種や健康診断などで「組合員価格」を設けております。 ぜひご利用ください! ※下記は一例です(2019年10月より消費税率10%)
予防接種の一例 | 一般価格(税込み) | 組合員価格(税込み) |
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インフルエンザ | 5,137円 *令和元年度 | 2,750円 *令和元年度 |
はしか(麻疹) | 6,600円 | 5,280円 |
水疱瘡(水痘) | 8,800円 | 7,040円 |
おたふく(ムンプス) | 6,600円 | 5,280円 |
診断書・健診など | 一般価格(税込み) | 組合員価格(税込み) |
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普通診断書 | 1,100円 | 880円 |
生命保険入院診断書 | 5,500円 | 4,400円 |
半日ドック(午前中) | 36,300円 | 26,400円 |