新病院長就任のご挨拶

 このたび2017(平成29)年4月1日付けで総合病院鹿児島生協病院の院長を拝命いたしました樋之口洋一(てのくち よういち)です。 

 鹿児島生協病院は1975年に、この谷山の地に「鹿児島市民病院」の名称で27床の病院として開設いたしました。それから40年以上の間、地域の方々や近隣の医療機関などの御指導御鞭撻を仰ぎながら、地域の急性期医療を担う306床の総合病院へと成長させていただきました。

 私の最大の使命は、引き続き地域の関係各機関との交流・連携を進めることです。保健予防・医療・介護・訪問診療・福祉とひとつの施設ですべてを完結するのは非常に困難な時代となってきています。お互いの強みを生かした医療連携をし、地域の総合力で鹿児島市南部にお住まいの皆様のいのちを守っていきたいと考えています。

 現在当院は「人権を尊重し、安全で信頼される医療を地域の人々とともにすすめます」という理念のもと、日々の診療にあたっております。患者の立場に立った親切な良い医療を提供することはもちろんのこと、患者の人権を尊重し協力協同の営みとしての医療をすすめていきます。

 また病気だけではなく、その方が地域でどのような状況で生活され、なぜその病気になるに至ったのか、これからの生活は立ち行くのかまで考慮するのも、私たちの病院の使命だと考えています。国の予算に占める社会保障費用は、実質的には年々削減され、医療・介護の保険料など自己負担は増える一方です。私たちは、様々な社会資源の活用とともに、社会保障制度の改善を求めて活動を続けていきます。

 さらにもう一つの大きな課題は、地域医療を担う人材の育成です。医師・看護師の育成は開設以来取り組んで来ていますが、今後も地域医療にこだわりながらチーム医療が実践できる人材の育成をさらに続けます。今後とも皆様の御指導をいただき、地域医療の発展に努力いたします。どうぞ宜しくお願い致します。

 

2017年4月1日

総合病院鹿児島生協病院

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院長 樋之口 洋一